ゲイシャとは?歴史と特徴、販売しているゲイシャ種子を紹介します

ゲイシャとは?歴史と特徴、販売しているゲイシャ種子を紹介します

こんにちは。店主の大久保です。

ジャスミンのような華やかな香りと柑橘やフルーツを思わせる味わいで有名なゲイシャですが、当サイトでも取り扱いがあります。

この記事では、ゲイシャ品種についてと取り扱いのあるゲイシャの種類を紹介します!

ゲイシャ品種とは?発見から広がるまで

ゲイシャはエチオピアのコーヒー林の中から、1930年代に収集された品種です。
その後タンザニアの研究所に送られ、1953年に中央アメリカの熱帯農業研究高等教育センター(CATIE)に持ち込まれます。

ゲイシャはさび病への耐性が認められ、1960年代にCATIEを通じてパナマ全土に配布されましたが、ゲイシャは枝が脆く、さび病への耐性があるからと言って広く栽培されることはありませんでした。

ゲイシャが注目を集めたのは2005年の「ベスト・オブ・パナマ」というコンペティションとオークションに出品された時で、極めて高い評価を受け、当時のオークション価格記録を破り落札されました。

そこからゲイシャという品種が一躍有名になりました。

ゲイシャの味わい

ゲイシャは高地で適切に管理された場合、高いカップクオリティを出します。
ジャスミン等の花の香りや、フルーツ、柑橘などを思わせる味わいで、コーヒーらしくない強烈な個性を持っています。

 

余談 ゲイシャとゲシャについて

少し脱線しますが、ゲイシャにはゲイシャ(Geisha)とゲシャ(Gesha)という表記があり、混乱する方もいるかもしれません。

ゲイシャはエチオピアのコーヒー林から採取された品種で、採取された場所が「ゲシャ」と表記される山の近くの地域だったことから、「ゲシャ」という品種名で呼ばれていました。

しかし「ゲシャ」は英語への確定的な翻訳が存在しておらず、最初に「Geisha」という綴りで遺伝資源記録に記載されたため、「ゲイシャ」と呼ばれています。

 

取り扱いのあるゲイシャ品種について

そんなゲイシャ品種ですが、当店でも取り扱っており、取り扱いのある品種は以下の4つです。
※Panama, Guatemala, Colombiaは2025/12以降に発売を予定しています。

country Acidity Body Floral Notes Fruit Notes Key Distinction
Guatemala Medium Medium Moderate Tropical hints Balanced flavor, less floral than Panama
Colombia Bright Medium-light Light Citrus, stone fruit Clean cup clarity, lighter body
Ethiopia Bright Light High Citrus, tea-like Perfume-like, very delicate
Panama Bright Medium Extremely high Tropical, stone fruits Intense floral aroma, premium flavor

※エクスポーターから共有されているそれぞれの特徴。

グアテマラとコロンビアに関してはどの系統なのかといった補足情報はありませんが、エチオピアとパナマは追加情報がエクスポーターから共有されています。

エチオピアは地域は不明ですが、エチオピアで採取された種子をインドネシアに持ち込み、隔離された区域で栽培しているため、交配されておらずピュアな状態を保っているとのことです。

またパナマにつきましては、パナマの名門農園であるエスメラルダ農園で栽培されていたゲイシャ品種を、同じくインドネシアで隔離して栽培しているロットでピュアな状態とのことです。

実際のそれぞれの種子を焙煎してテイスティングしてみましたが、いわゆるゲイシャのフレーバーで農薬等の薬品処理がされているにもかかわらず、全て飲み干してしまいたいと思うほどの味わいでした。

それぞれの種子ですが、輸入価格が高いため現時点では多く輸入することができず、少量かつ比較的高い価格帯での販売となります。

最後に

個人的にはエチオピアのゲイシャが特に好みなのでおすすめしたいところではありますが、それ以外のゲイシャもいわゆるゲイシャで非常に美味しいです。

枝が脆く栽培の難易度は高いと言われており、3 ~ 5年ほどかけてようやく収穫に辿り着くという長い道のりではありますが、特徴的な味わいを出す品種なのでとても楽しい栽培ライフになると思います。

ぜひこの機会にゲイシャの栽培を始めてみてはいかがでしょうか?