こんにちは、店主の大久保です。
今年1月からECサイトを開始し、大きなトラブルもなく、たくさんのお客様に支えられながら無事に年末を迎えることができました。
本当にありがとうございました🙇
感謝の気持ちと共に、来年の計画についてお伝えさせていただきます。
インドネシア訪問の中止

一部の方にはお伝えしておりましたインドネシア訪問ですが、現地の天災により延期となりました。
当店は主にインドネシアのいくつかの農園兼研究所から輸入を行なっており、実際に現地を訪問してコーヒーの木やカカオ、ビカクシダといった植物を見る予定でした。
野生のビカクシダやカカオ、イエメニアやブルボンポイントゥなど現地でしかお目にかかることができないような植物に出会いたかったですが、インドネシアを含む東南アジアで洪水などの異常気象が発生しており、命の危険があるため断念せざるを得ない状況となってしまいました。
実際に取引を行なっている農園の一区画は洪水で壊滅的な被害を受けてしまったそうで、相当ひどい状況らしいです。
安全第一ということで安全に渡航できるような状態になったら、現地を訪問したいと思います!
カカオの輸入について

カカオは以前から育ててみたいと考えていて、輸入の伝手がいくつかあったため仕入れを開始しました。
実際にいくつかのアジアの産地から種子の状態で輸入したのですが、発芽率は非常に低く、発芽に至るものはありませんでした。
カカオの種子は長期間を保存することが難しい部類で、ポッドから取り出したらすぐに植え付けなければならないです。
専門用語だと「難保存性種子」と呼ばれるそうで、文字通り保存が難しいみたいです。
特にカカオは種子が乾燥すると発芽率が極端に下がるようで、ポッドから取り出すと7 ~ 14日程度しか発芽機能を維持できないようです。
そのため、種子であれば空輸で最短距離で輸送したり、乾燥しないような梱包が必要になります。
カカオポッドなら解決!
そもそもですが、種子ではなくポッドのまま輸入すれば解決できます。
カカオポッドはアジア圏は規制で輸入することができないですが、中南米であれば規制がかかっていない国があり、比較的事例もあるため輸入すること自体は可能だと思われます。
距離が長くなると輸送料金増加やロストの可能性が高くなりますが、ポッドを輸入することができれば発芽を実現できる可能性が急激に高められます。
難しいことは承知の上ですが、チャレンジする価値があると思いますので、定期的に入荷できるように頑張っていきます。
ビカクシダ

ビカクシダの取り扱いも順次行なっていきます。
すでにリドレイとグランデはインドネシアから輸入していて、継続的・安定的に輸入ができる見込みです。
完全に私の好みなのですが、
- 野生感があること
- デカくなること
のいずれかの条件を満たすビカクシダが好きなので、ワイルド株やデカい品種の取り扱いがメインになります。
ワイルド株とは森などに自生している野生株のことで、ハンターさんが山などの木に登り採取したもののことです。
ワイルド株は圧倒的な自然感があり、デカくて、熱帯植物感満載です。
ただし、現地の株を取り過ぎると、産地を破壊してしまう可能性があります。
「取れるだけ取ってしまおう」では現地の自然の破壊そのものなので、産地に負担がかからないように、胞子やワイルド株の胞子培養個体なども仕入れることで、現地の株数を減らすことなく中長期的に取引していきたいと考えています。
生産拠点

来年は生産拠点を持ちたいと考えております。
現時点では種子がメインなので広い場所は不要ですが、ビカクシダを1m以上の大きさにしてみたいという思いや、様々な品種のコーヒーの木の品種を集めて育てるためにはやはり場所が必要です。
当然カカオもですし、これからどんどん色々な熱帯植物を育てていきたいです。
ということで各社からハウスの見積もりを取りましたが、想像以上の金額で、 現時点では大型すぎる投資で断念せざるをえませんでした。まずは温室の一区画をお借りすることから始めたいと考えております。
※冬季の燃料代も追加でかかるので、本当に腰が抜けるかと思いました😂
関東の西東京、多摩、青梅あたりになるかと思いますが、もし間借りさせていただけるような事業者さんをご存知の方がいましたら、ご紹介いただけますと幸いです🙇
最後に
普段はプログラマーですが、今年からECにチャレンジして分からないことだらけでしたが、さまざまな方に支えられて運営を続け、無事に年末を迎えることができました。
本当にありがとうございました。
しかも、お客様の中には本業農家の方や研究者の方、私よりも遥かに経験も知識もある方が多く、むしろ教えていただいてばかりな年でした。
農業の知識・経験では追いつくことはできないと思いますので、輸入の経験を積んで、より良い商品をお届けできるように尽力していきます。
来年も「育てて、癒されたり、収穫して味わうこと」ができるような体験をお届けしてまいります。
どうぞ引き続きよろしくお願いいたします。
店主 大久保